秋のサヒメルさんでの展示がきっかけで、町内にある志々小学校で私の絵本を読みきかせしていただく機会があり、先日志々小学校へいってきました。学校の写真がないのですが、私の通った谷小学校のような、木造校舎の小学校です😄⭐️
ジーくんとバケツたんけんたいと、がまぐちがえるのつゆくさじむしょを読んでくださいました。がまぐちがえるの本では、植物や生き物の名前と写真をあわせるゲームを準備してくださっていて、恥ずかしながらその答え合わせを私が解説しました😅
読みきかせの会の皆さんは、それぞれに色々な考えを持って実践しておられるようでしたが、すごく自然な雰囲気があって、とても温かな気持ちになりました。
私の本は読み聞かせが難しそうに思っていたのですが、本を読んだあとに、皆で絵をみながら色々な問いかけを使って、絵をすみずみまでみれるようにしてくださっていました。読み聞かせでこんなこともできるんだなあと、とても驚きました。
絵本の中ページ:くじら村の村長さん家の場面
この本は、もともとはバケツ窃盗団という、バケツをかぶった豚の一味を描いた絵がきっかけだったこともあり、服はユニフォームのように同じにしていて、子豚を描くときにそれぞれ自分の中で決めごとがありましたが、パッとみてわかりやすく描き分けることがなかなかできませんでした。
読みきかせの中では、そのわかりにくい子豚の特徴を、色々みつけて拾い上げてくださっていて、そのことが思いがけないことで・・・じーんとしていました☺️
くじら村というのは、専門学校の頃に、私がイラストの中に描いていた色々な人や豚?が住む村に名前をつけたものです。特にお話はなく、地図や豚のキャラクターが登場する絵をとりとめもなく描いており、くじら村の雰囲気というのはどこかそういう、自分の思いつきを集めてしまったような、とりとめもないようなふわふわしたところがありました。
くじら村の地図(2001年)
大変な1日(2001年)
「大変な1日」は、バケツ窃盗団をはじめて描いた絵です(笑)
(この絵の中では、バケツはみつかりそうになった時にバケツのふりをするためのもので、すっぽりバケツをかぶっております・・・)
この頃は、いろいろパッと浮かんだものをとりとめなく描いていたんですが、野草や自然のことに興味を持つようになってからは、なかなか自分からそんな風に描くことができなくなったようなところがあります。
谷小学校が閉校になる前、図書室に絵を描かせてくださったのですが、その頃考えていたタルト泥棒を大きく描いていました。(ジーくんとスカーフをかぶったあひるもいます)
何かまたこんな風に、ただパーンと描いてみたい気持ちがします。